高所得サラリーマンはお金持ちになりにくい

Investment
Caucasian casual businessman is working on his desk.

管理人のいちばです。
プロフィールにも書いていますが年収470万円のサラリーマンです。
日本人の平均年収(433万円)よりは高いですが高給取りではありません。
しかし、高所得サラリーマンよりも有利な点があると考えています。
本日はその理由について説明していきます。

高所得サラリーマンが不利な理由

私の考える高所得サラリーマンが不利な理由は以下のとおりです。

  • 生活レベルが高いため、ラットレースから抜け出しにくい。
  • 自分の時間単価が高すぎてビジネスを持つ気にならない。
  • 歩合制だったり、給料が安定しないため銀行から信用されない。
  • 狭い分野のプロフェッショナルになるため、そこでしか生きられない。

順番に説明していきます。

生活レベルが高いため、ラットレースから抜け出しにくい

パーキンソンの第2法則「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものです。
高所得サラリーマンや医者、弁護士などはその高い給料に見合った生活をするため、
家や自動車、外食などに多くのお金をかけます。
その結果、毎月の固定費の出費が高く、生活維持コストが高くなり、
ラットレースから抜け出すために必要な資産が増えてしまうのです。

自分の時間単価が高すぎてビジネスを持つ気にならない

自分でビジネスを始めても、最初はまったくお金にならない期間が長く続きます。
つまり時間単価で比較すれば、ビジネスをするより自分で働いたほうが早い訳です。
さらに前述のように高所得サラリーマンが必要な収入は普通の人よりも多いため、
同じ金額を自分のビジネスで稼ごうとすれば普通の人以上の時間がかかります。
大抵の高所得サラリーマンはこの時間に耐えられず、お金が欲しいと思ったら
長期のことは考えないで手っ取り早く自分の働く時間や残業を増やしてお金を稼ぎます。
そして長期的にはストレスや過労で体を壊していきます。

歩合制だったり、給料が安定しないため銀行から信用されない。

業種にもよりますが、高所得サラリーマンには歩合制や不安定な業種だったりと言う理由で
高所得の割に銀行に信用されにくい職業がいくつかあります。
つまり高額な所得というのは不安定さの裏返しだったりするわけです。
たとえばプロ野球選手などは年収数千万円稼いだりしますが、これは選手として戦える年数が短く、限りがあるからです。同様に歩合制などの不安定な業種は今年は稼げても来年はわからないということが多々あるため、稼いだお金は全て使ってはだめでむしろ普通のサラリーマン以上に管理に気を使わなければ行けないということです。

狭い分野のプロフェッショナルになるため、そこでしか生きられない。

高所得サラリーマンや医者、弁護士などがキャリアアップするとき、
その方法は自分の専門性や技能を高め、実績や自分にしかできないことを増やして
顧客に請求する時間単価を上げるというのが一般的です。つまりより尖った人材なるということです。
尖った人材になると不利な点として他の場所では生きられなくなるということがあります。
自分の技能を高めても社会情勢や景気の変化などでその仕事が不要になりクビになることもあると思います。そういった悲劇が起きないよう労働組合などに入り、自分を守る必要があります。
これを繰り返すことでどんどん狭い分野のプロフェッショナルになるということです。

まとめ

高所得者が必ずしも有利とは限らないという点はご理解いただけたでしょうか。
給料が高くない人は、どこにいっても同じような給料で雇ってくれるためその分転職などの際に職業選択の自由が増すという考え方もあるのです。また必要な資産の量も少なくなります。
やり方次第で誰でも経済的自由を手に入れる方法はあると思います。
ひとまず、今日はここまで。

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