私は新卒で就職して3年半後に貯金1000万円になりました。
この記事ではその方法について書いていきます。
1000万円を4年で貯めるイメージ
1000万円を4年で貯める場合、1年間の貯金額は平均250万円になります。
私が勤める企業は中堅の電機メーカーで年収は平均470万円です。
そのうち70万円は税金や社会保障費などで引かれるため手元に残るのは400万円となります。
ここから年間の生活費150万円を引いた額250万円が貯蓄額となります。
しかし、年間の生活費を150万円とすると一月に使える金額は12.5万円となります。この中から家賃6万円程度、食費3万円程度、水道・光熱・通信費等で2万円を支払うと一月に自由に使えるお金は1.5万円と仙人のような暮らしになってしまいます。では、どうしたらいいでしょう?
節約せずに年間の生活費を150万円にする方法
結論からいいますと、家賃という一番大きな出費を下げれば、自由に使えるお金が+6万円程度増えますのでストレスなく貯蓄ができるようになり、年間の貯蓄250万円が簡単に達成可能となります。
家賃の出費を下げる工夫は次の3つのいずれかの方法で達成可能です。
- 実家から通える範囲で就職し、実家から暮らす。
- 社宅の補償制度が整った会社に就職する。
- 価格300万円以下の戸建てかワンルームを現金購入して暮らす。
それぞれについて解説していきます。なお、私は時期はバラバラですが3つとも行った経験があります。
実家から通勤する
最も簡単な方法となります。一人暮らしと実家通いでは年間の生活コストが100万円ほど違うと思います。達成する条件も就職する際、実家から通える範囲で就職先を選べばいいだけなので簡単です。自立したいという気持ちも大事ですが、まずは自分の経済基盤を十分に整えるために両親に協力してもらうということも有効な手段です。
社宅の補償制度が整った会社に就職する
一部の福利厚生が整った会社では、遠方から優秀な人材を集めるため、もしくは遠方に優秀な人材を送るために社宅や家賃の補償制度があります。就職する際、こういった会社を選べば年間の家賃の出費を10万円未満まで下げることができます。さらに自炊をすれば出費を下げることができます。
価格300万円以下の戸建てかワンルームを現金購入する
世の中には300万円以下で買える戸建てやワンルームがかなりあります。これらを最初に現金で買って、そこで自分が暮らす。もし転勤や転職などで退去するときが来たら同じ値段かそれ以上の値段で売却すればその間の家賃は無料ということになります。もしくは売らずに人に貸し出せば入居者から家賃収入を得ることができます。
ただし、ここで必ず守るべき5つのルールがあります。
- 必ず現金で購入すること、銀行などのローンを組まないこと
(家族や親戚からの借金は可) - 目安300万円以上の物件は購入しないこと
- 売却するときに同等以上で売れるよう、必ず相場より安く購入すること
- ワンルームでは管理費、修繕費が高くなりすぎないように気をつけること
- 戸建ては、よほど安くなければ、雨漏りとシロアリの物件は避けること
以上の理由は書くと長くなるのでここでは書きませんが、大事なルールなので必ず守ってください。
まとめ
まとめると
- 貯金年250万円は家賃を下げれば比較的簡単にできる。
- 家賃を下げる方法は、実家通い、社宅、家を現金購入の3つの手段がある。
- 家の現金購入には守るべき5つのルールがある。
経済基盤の安定化は、生活コストの見直し(倹約)と貯蓄から始まります。頑張ってみてください。
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