先日、大塚国際美術館に行きました。人生でもう3度めになります。
もともとはChikirinさんの日本で一番すごい美術館という記事で知って、行ってみたくなったのがきっかけです。
大塚国際美術館とは?
大塚国際美術館というのは淡路島の南、鳴門海峡のところにあります。ポカリスエットやカロリーメイトで有名な大塚製薬が出資してつくられた美術館です。大塚製薬は徳島発祥の企業のため、地元の経済を発展させるためにも観光客を誘致するような美術館をつくられたようです。
特筆すべきは、本物の絵画は展示しておらずすべて精巧にできた陶板(とうばん)であるという点。大塚の法務と財力を使って世界中の美術館や権利者から了承をもらい、原寸大で絵画を陶板で再現しています。さらには原寸大で複製できるというメリットを活かして礼拝堂をそのまま再現することもできます。
展示は西洋美術をテーマにしたものがほとんどで、古代から中世、近代、現代と美術館を歩くだけで美術史の勉強にもなります。
陶板だからこそできる展示品
展示している絵画は1000点以上で世界中を回らなければ見ることが出来ないような美術史の各時代の優れた絵画を展示しています。さらには「最後の晩餐」の修復前後を並べて展示したり、ゴッホの失われた「ひまわり」を復元して展示したり、陶板で風化に強いという特性を活かしてモネの「睡蓮」を屋外で展示したりしています。
(絵の複製が可能になるような個別の絵画でなければ写真撮影は可能です。)
Tips(役立つ情報)
大塚国際美術館はただ歩くだけでも4kmあり展示品1000点以上あるため、歩きやすい靴で来るのはもちろんのこと、一日で見きれる量ではありませんので泊まりで2日かけて行くことがおすすめです。
しかし大塚国際美術館の周りはリッチなホテルが多く、お値段が高めです。そこで私はいつも徳島市のビジネスホテルやゲストハウスに泊まっています。
今回私が泊まったのはHOSTEL PAQ tokushimaというゲストハウスで、ドミトリーだと一泊2800円。
シャワーを無料で利用できて、朝食もハムトーストがついてておすすめです。
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